スペシャルオリンピックスとは
知的障害のある人たちに様々なスポーツを通じた支援・活動環境を提供する国際的なスポーツ組織。その運営は、寄付や支援、協賛によって支えられている非営利組織です。スポーツのチカラではスペシャルオリンピックスの活動をご紹介しています。
スペシャルオリンピックス(英語: Special Olympics、略称:SO)とは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。
スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営は「ボランティアと善意の寄付」によっておこなわれています。
またスペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的障害のある人たちをアスリートと呼んでいます。
2025年に向けてのスローガン
スペシャルオリンピックス日本(SON)は、“Be with allⓇ”をスローガンに、
知的障害のある人々とのスポーツを通じた様々なユニファイド活動により、多くの気づきと行動を生み出します。
スペシャルオリンピックスの沿革・歴史
1968年、故ケネディ米大統領の妹ユニス・シュライバーは、当時スポーツを楽しむ機会が少なかった知的障害のある人たちにスポーツを通じ社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス」を設立。
ユニスは活動を通じ、知的障害のある人たちの可能性を実現し、彼らに対する社会の否定的な固定観念や差別的態度を変えるため、その生涯を捧げました。彼女が生涯貫いた信念は、50年たった今も確実に社会を変える動きとして世界に広がっています。
※スペシャルオリンピックス(英語: Special Olympics、略称:SO/エスオー)
前理事長は、1996年アトランタオリンピック女子マラソンで銅メダル「自分を褒めたい」と言った言葉が流行語にもなった有森裕子さんです。彼女は、東京オリンピックの招致にも関わっていましたが元々の理念とかなりかけ離れたものになっていると感じ、オリンピックの真の目的、日本の果たすべき事柄についても言及します。オリンピック委員会が掲げる”アスリートファースト”という言葉にも意義をとなえ”社会ファースト”で有るべきではと訴えました、大きな災害があった日本の復興と日本を元気にしようということが大きな目的だった五輪の裏でうごめく”利権”や”政治”についても正面から意見をのべています。
現理事長は、オリンピック柔道で活躍された平岡拓晃氏。「スペシャルオリンピックスの活動を通して、知的障害の有無にかかわらず、私たちが共に支えあって生きる社会、「Be with all」を目指します。」とのことです。
記事転載:スペシャルオリンピックスHPより
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