夏の甲子園”慶應義塾高校107年ぶりの優勝”の部屋

「文武両道」を再認識させてくれた慶応球児に感謝

SARU1956(僕)がインスタで疑問をなげかけた高校野球における自由度の問題ですが、何故か慶應義塾高校のヘアスタイルのことに焦点が当たってしまい、改めて色んな見方や意見があるな〜と感じている次第です。

概ね、好意的な意見が多かったのですが、僕は高校球児の坊主、長髪に言及しているのでは無く、あくまでも時代によって変化する常識(道徳、規律、常識的なルールなどを除く)があるのも事実なので、高校球児にもヘアスタイルの自由があって然るべきだし、坊主だから強いとか、勉強が出来る球児は野球が出来ないとか、そんな暗黙の常識みたいなものは幻想であって、刷り込まれて来たのでは無いかと疑問を持っていたからです。

(個人的には高校球児の坊主頭はカッコいいと思ってます)

今回の慶応の優勝は観客・関係者を含め、素晴らしい体験をさせてもらったのではないかと強く感じます。選手同士、監督との関係もクローズアップされていますが、異口同音”爽やかで、品格がある”との声が多く、スポーツの持つチカラ、野球の魅力を感じさせてくれます。

この炎天下での練習、トレーニングに勉学を両立させる努力、そしてそれを支える家族、特にお母さんのご苦労は想像に難くない。

古い慣習やルールが全て悪いとは思いませんが、その時代によって変化するのは当たり前だとも思っています。50年前の太陽の日差しと今では明らかに違います。練習環境、トレーニング手法は今に合った状況を考慮し試合も開催するべきだと思う。

また、球児の不祥事でチームの出場停止処分などは”どうして?”と疑問を持たざるを得ないのは僕だけなのか?全体責任だという考えはわかるが、全体に体罰が課せられるのは腑に落ちない。

高野連とか関連団体のことは詳しくは知りませんが、過去にアスリートだった人や実力者が運営団体に組み込まれ、自身が権力・権限を持った時こそアスリートの思考・経験を発揮して時代に則した運営を実現して欲しいと切望します。歳を重ねるごとに輝くアスリート魂!!時代に則した運営。

決して老害とは無縁な人物として生き抜いて欲しいと願ってメッセージを送りました。立場が偉くなった人が参考にすると良いなと思う、僕がオススメする偉人は、中村天風先生、白洲次郎氏、土光敏夫氏です!!

中村天風先生
白洲次郎氏
土光敏夫氏

高校野球がこれからもリアルなドラマで感動を送り続ける事を祈ります。

                                                                                     2023.10.16