★彩都を彩る女性活動家!橋本由美子さんが校内で始めたこととは?
箕面市彩都地域で、子どもたちのために様々なチャレンジを続ける橋本由美子さん。
出会いは一年前。彩都での「部活動地域移行問題」についての意見交換会だった。
「自分の子どもだけでなく、子どもの友達も笑顔であってほしい。日本中の子どもたちが
笑顔で生きることができる社会を創りたいんです。」
熱い想いが溢れていた。
「日本に対して危機意識があります。何でも手に入ってしまう世の中。子どもたちの体験の
機会が減って、さらにコロナがあって、人のつながりが希薄になっていると思うんです。」
だからこそ、自分にできることは?橋本さんはいつでも全力だ。
元PTA会長、剣道家、子ども食堂の運営、農作業、小学校の民生委員、
NPO部活動リノベクエストLaboのメンバー ・・・
様々な立場で子どもたちと関わっておられる。
剣道を始めたエピソードを聞いて、橋本さんらしいと思った。
「息子に剣道の話をしたら、剣道をやってもないのに偉そうに言うなって言われたので、始めてみました。」
現在は、剣道家として試合にも出場している腕前だ。
次は学生時代に取り組んでいた陸上の高跳びにも挑戦するとか・・・
そんな橋本さんと一緒に、箕面東高校のグラウンドで畑を耕している。
「学校で作物を育てて、地域の皆さんと高校生でハーブティーのお茶会とかいいですよね。
植物は高校生の元気をもらって、すくすく育つんですよ!校門の横をきれいなお花畑にしたら、
通りすがりの地域の方も喜びますよね。」
一緒に農作業をしながら、話をすると何だか心が和やかになる。
体を動かしながら、話をしながらのコミュニケーションは心地が良い。
高校生たちも一緒に活動していると、橋本さんに引っ張られて、みんな笑顔になる。
こんな自然体験が今の子どもたちにも必要な気がする。
大阪府の公立高校は半数が定員割れの現状。地域から必要とされる学校、みんなが笑顔に
なれる学校作りをめざして、今後も橋本さんのチカラをお借りしたい。
未来の子どもたちのために。
大阪府立箕面東高校 宮守陽介