学章
芦屋大学の学章は、Ashiya Universityの頭文字「A」と「U」をデザインしております。
コミュニケーションマーク
未来を切り開く人を「A」でイメージし、互いに敬愛する心を球体で表現しました。シンプルかつ力強く、知性と教養を感じさせるデザインとなっています。
天職に向けて自分を伸ばす
芦屋大学は六甲の山懐、日本一の高級住宅地として名高い「芦屋六麓荘」に位置し、豊かな緑と自然に囲まれた抜群の教育環境を有しています。多彩な施設を備えたキャンパスからは、美しい芦屋の町並みと大阪湾に沿って神戸から遠く和歌山までを一望できます。
そんな絶好の環境のもと、本学は「人それぞれに天職に生きる」を建学の精神とし、社会に貢献できる人材の育成をめざして、少人数制の特長を活かした濃密な指導と教育をおこなっています。
芦屋大学は、夢と希望をともに追い求める場所。夢の実現に向かって頑張る学生一人ひとりを徹底的に応援します。
学長メッセージ
ようこそ、芦屋大学へ
社会に自分の居場所をさがす4年間
芦屋大学は、創立者福山重一によって、「人それぞれに天職に生きる」という建学の精神のもと、1964年に開設された半世紀以上の歴史をもつ私立大学です。福山が「天職」というのは、社会での「自分の居場所」を見つける、ということだと私は思います。これから大学で学ぼうとする皆さんには、是非、あなたたちの内にある好奇心と感性を、多方面に自由にそしてのびやかに広げ、自己の関心のありかを明確にしていってください。それが、社会の中で自分の居場所を発見することにつながるはずです。
現代社会は、若者が未来を見通せない時代ともいわれます。急激に進む国際化、経済の停滞、格差の拡大、環境の変化、そしてさらに一昨年からのパンデミックと世界が激動する中、誰もが自分の居場所を見出しにくくなっています。このように、世界が危機的な問題に直面するときにこそ、文化の多様性、社会のダイバーシティを学ぶことが、私たちに生きる力を与えると私は考えます。
「常識」は、世界的な視野からすると決してひとつではなく複数の多様なものです。大学生活のあいだに皆さんのフレッシュで柔軟な感性で、自分とは異なる多彩な人々の生活のあり方や考え方に直接触れてください。人びとの多様性を理解することが、自分の居場所を明らかにすることに繋がり、真の意味で国際人として生きることを可能にします。大学では、皆さんはこれまでのような受身の「お勉強」ではなく、自分の好奇心を広げる「積極的な学び」を身につけることになります。学びは、あなた方に自由への翼を与えます。わくわくするような多くの学びがあなたたちを待っています。私たちとともに学びましょう。そして私も、皆さんとの出会いを心から楽しみにしています。
Profile
甲南大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位修得退学
学位 博士(社会学)
大手前女子大学文学部専任講師、広島大学大学院総合科学研究科准教授をへて、
2021年3月まで神戸大学大学院国際文化学研究科教授 神戸大学名誉教授
専門:文化人類学研究、オーストラリア先住民研究
オーストラリア北部でフィールド調査に基づく、文化人類学研究を行う
理事長メッセージ
この度、令和2年2月18日付で学校法人芦屋学園の理事長に就任いたしました山田英男でございます。芦屋学園は創立80年を超える長い歴史と伝統を持った学園でございます。創設者福山重一先生の「人それぞれに天職に生きる」を建学の精神として、自立し社会に役立ち貢献するキャリア教育を半世紀前から唱え、人材育成を推進し、有能な卒業生を世の中に送り続けてきました。
現在わが国では、継続する少子化や経済状況の影響等により、私学をとりまく環境が年々厳しさを増してきており、本学園もその影響を受けていることは言うまでもありません。
このような厳しい状況を少しでも改善すべく、様々な方策を実施してまいります。そのなかでも、まず学園全体のガバナンス強化が重要であると考えています。
令和2年度から施行される私立学校法の改正に伴い、役員の職務及び責任の明確化等に関する規定の整備が強化されました。権限と責任の明確化を図りながらも、法人および各学校においては迅速な意思決定を行い、学園の運営がより円滑に行われるようスピード感をもって実施していきたいと考えています。
学園の永続性および発展性を担保しつつ、教育・研究活動の環境整備を行うために適切な財政対応が一層望まれる時期であることを十分に認識し、全力を傾注して任にあたりたいと存じます。
皆様のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
大学の理念・目標
建学の精神
人それぞれに天職に生きる
芦屋大学創立者、福山重一博士によって定められたもので、人は誰でも天から与えられた能力・才能を持っている。その能力に気づかせ、これを伸ばすのを手助けするのが教育である。そしてその具体的手法が「職業指導学」である。
芦屋大学は、このような考えに基づいて教育を行うことにより、一人ひとりをやりがいのある仕事に就けるよう日々研鑽している。一人ひとりの学生たちが、豊かな人生を送れるようにすることは、単にその学生を個人として生かすことになるだけでなく、社会にとっても大きな貢献をすることになるのである。
実践綱領
独立と自由・創造と奉仕・遵法と敬愛
●独立と自由:自由の本質をわきまえ、独立の心を養う
●創造と奉仕:創造力を培い、すすんで社会に奉仕する
●遵法と敬愛:規律を守り、互いに敬愛する心を育てる
本学の使命・目的は、豊かな教養と人間性を身につけ、生きがいを持って社会に貢献できる人材を育成することである。そのため建学の精神に併せて実践綱領として「独立と自由」「創造と奉仕」「遵法と敬愛」を謳い、本学の教育に反映させてきた。豊かな教養と人間性を身につけ、自立し、社会に貢献できる力、具体的には、考えて行動し、チーム力を大切にする、目に見えない学力を「人間力」と位置づけ、社会で即戦力となる「人間力」を備えた人材の育成こそ時代の要請であり、本学の目的である。
求める学生像
1. 自分の個性や適性について考え、自分の持てる力、可能性を切り拓いていこうとしている人
2.これまで体験したことや人との出会いなどを整理し、大学で学びたいと思う動機をはっきり持っている人
3.未来の夢や、これから主体的に取り組んでいきたいことについて、情熱をもって人に伝えることができる人
教育の特色
芦屋大学の目標は、
「好奇心」と「個性」をベースに、
「私の居場所」を見つける学び。
芦屋大学は「好奇心」と「個性・完成」を鍛えて社会での「私の居場所」を見つけることを目標として学んでいく大学。その軸となるのは「教職教育」「経営教育」「スポーツ教育」「キャリア教育」の4つの柱です。
教職教育
教育の現場において、生徒をリードできるリーダー=教員となれるよう、教職教育が充実。教員採用試験対策など確かなサポートがあります。
経営教育
企業や教育現場など、将来就いた職業において、リーダーとなれる力を備える教育を行います。培ったリーダーシップ力は人間力につながります。
スポーツ教育
一流の指導者とスポーツ設備を備えており、スポーツマンマインドを通して、スポーツ界でリーダーとして活躍できる人材を育てていきます。
キャリア教育
早くから将来の職業についての意識を芽生えさせ、目標を実現するための努力の必要性を学びます。
芦屋大学のサポート
就職サポート
キャリアカウンセラーが常駐する就職課では、就職活動について確かな指導を行います。インターンシップやセミナーなども充実しています。
少人数制教育
1学年250名、在籍学生数1,000名。授業の約76%*を50名以下で実施しており、全学生の顔と名前が一致する「距離の近さ」が本学の特長です。※2021年度実績
国際教育
留学や海外インターンシップ、国際交流などを支援。グローバルな学びをサポートし、学生の未来の活躍を世界へと広げます。
沿革
芦屋大学の歴史
福山重一経済学博士の教育理念「人それぞれに天職に生きる ここに職業指導学は存する」を建学の理念として芦屋大学の歴史がはじまりました。
昭和39年(1964) 4月 | 芦屋大学(教育学部・教育学科)創立。 初代学長に創立者福山重一博士が就任 |
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昭和41年(1966) 4月 | 産業教育学科増設 |
昭和43年(1968) 4月 | 芦屋大学大学院教育学研究科教育学専攻修士課程・博士課程開設 |
昭和43年(1968) 6月 | 芦屋学園理事長に芦屋大学長福山重一博士が就任 |
昭和47年(1972) 4月 | 英語英文学教育科増設 |
昭和48年(1973) 4月 | 児童教育学科増設 |
昭和60年(1985) 4月 | 芦屋大学大学院教育学研究科英語英文学教育専攻修士課程開設 |
昭和61年(1986) 4月 | 芦屋大学大学院教育学研究科技術教育専攻修士課程開設 |
昭和61年(1986) 11月 | 芦屋学園創立50周年記念式典挙行 |
昭和63年(1988) 11月 | 芦屋大学創立25周年記念式典挙行 |
平成15年(2003) 4月 | 経営者育成研究センター開設 |
平成15年(2003) 12月 | 芦屋大学創立40周年記念式典挙行 |
平成17年(2005) 4月 | 国際交流センター開設 教職教育支援センター開設 |
平成19年(2007) 4月 | 2学部(臨床教育学部・経営教育学部)に改組 |
平成21年(2009) 4月 | 教育学科スポーツ教育コース開設 |
平成22年(2010) 4月 | 大阪キャンパス・経営教育学科キャリア教育コース開設 学園スポーツ教育センター開設 |
平成23年(2011) 4月 | 学生支援部開設 |
平成24年(2012) 1月 | 芦屋学園スポーツモダニズム活動開始 |
平成24年(2012) 4月 | 経営教育学部 経営教育学科にバレエコース開設 |
平成26年(2014) 11月 | 芦屋大学創立50周年 |
平成31年(2019) 4月 | 臨床教育学部 児童教育学科 幼児教育コース開設 |
転載元:芦屋大学